1. 現役プランナーが教える2023年最新ウェディングトレンド

コロナ禍で変化した結婚式のスタイル。注目されているのは「少人数制ウェディング」です。親族や親しい友人のみの20〜30名で行うスタイルは、ゲストとの距離が近く、より濃密な時間が過ごせると好評です。

「ハイブリッドウェディング」も人気。オンラインでの参加が可能なスタイルは、遠方のゲストや海外在住の友人も祝福に参加できます。高品質な配信設備を備える式場も増えています。

また「サステナブルウェディング」も台頭。地元食材を使ったケータリングや保存可能な押し花ブーケなど、環境に配慮した選択がカップルに選ばれています。

従来の形式にとらわれず、自分たちらしさを追求する「エッセンシャルウェディング」という考え方も広まりつつあり、価値観の変化が式の内容にも表れています。

2. コロナ禍だからこそ実現する！新しい結婚式アイデア集

制約があるからこそ生まれた新しい発想。以下は現役ウェディングプランナーが推す最新の結婚式アイデアです。

ハイブリッド式

ライブ配信で会場に来られないゲストも参加できるスタイル。専属カメラマンによる高画質配信が定番に。

マイクロウェディング

10〜30名の少人数婚が主流に。サーキュレーションスタイルやリレースピーチなど、交流を深める演出が人気です。

パーソナライズドメニュー

ゲストごとの好みやアレルギーに配慮した個別料理。事前アンケートに基づく対応が増えています。

サステナブル装飾

ドライフラワーやデジタル招待状など、環境配慮型の選択肢が増加。単なるトレンドではなく、価値観の変化の表れです。

アフター婚

披露宴後に同会場でカジュアルパーティーを開催。衣装替えやDJ・ライブ演出も人気です。

分離開催スタイル

「マイクロセレモニー」で誓いを先に行い、後日「グランドパーティー」で多くのゲストと祝う二段構成も支持されています。

3. withコロナ時代に成功する結婚式の工夫

アニヴェルセル表参道の人気プランナー藤井さんは「感染対策があっても、結婚式の感動は損なわれません」と話します。

• デザインマスクの活用：ドレスやタキシードに合わせたオリジナルマスクが人気。
• フォトスポットの分散：密を避けつつ、ゲストと丁寧な交流が可能に。
• 集合写真を分割形式に：少人数ごとの撮影で、心に残る写真が残せる。
• 換気重視の空間設計：自然光の入る会場やガーデン挙式も人気上昇中。
• オンライン中継の導入：遠方ゲストも参加できるハイブリッド対応が一般化。

これらの工夫を通して「感染対策＝制約」ではなく、「より自由で心に残る式」へと進化しています。