1. 「あと1年!?」から始める結婚式準備スケジュール

12ヶ月前：まず「予算の設定」と「会場探し」から。人気会場は早く埋まるため、週末のブライダルフェア参加がおすすめです。

10ヶ月前：「ゲストリスト作成」「ドレス探し」を開始。ゲスト数は会場のキャパや予算に影響します。ドレスはオーダーだと時間がかかるため早めに。

8ヶ月前：「招待状デザイン」「引き出物選び」「指輪選び」。特に指輪はオーダーで2～3ヶ月かかることも。

6ヶ月前：「ヘアメイクリハーサル」や「前撮り」の日程調整を。人気のアーティストはすぐ予約が埋まります。

3ヶ月前：「招待状発送」「席次表作成」「最終打ち合わせ準備」。返信の締切は挙式の1ヶ月前が目安。

1ヶ月前：「ウェルカムボード」「受付グッズ」「小物準備」など、細かい演出に取り掛かりましょう。

2. プロが教える！結婚式準備で失敗しないコツ

プロのウェディングプランナーとして数百組を担当してきた中で、特に成功率の高かったカップルの特徴と進め方をご紹介します。

• 挙式日と会場決定：特に春・秋・クリスマスシーズンは早めの決定を。
• ドレス試着と衣装選び：10ヶ月前には予約を。新郎のタキシードも同時進行で。
• 引出物や指輪の発注：納期を逆算して余裕を持って注文を。
• ヘアメイク・演出準備：6ヶ月前にはリハーサル、写真・映像担当者との打ち合わせも。
• ゲストとの連絡・余興依頼：招待状送付後は返信確認と余興依頼を忘れずに。
• 式直前の最終調整：2週間前から美容院・ネイル・体調管理に入る。

スケジュールを可視化し、毎月ごとのタスクを管理表にしておくとスムーズに進行できます。

3. 理想と現実のギャップとその対策

多くのカップルが感じるのが「理想と現実の差」。特に以下の点がズレやすいです。

• 予定より準備が遅れる：8割以上のカップルが「もっと早く始めればよかった」と感じています。
• 招待リストで迷う：親族の範囲や職場関係で平均2週間以上迷うカップルも。
• 予算オーバー：平均20％上振れが一般的。小物や演出の追加が原因に。
• カップル間の温度差：女性7割が「自分だけが準備している」と感じる一方、男性の5割以上は「協力している」と思っている。

このギャップを埋めるためには：

• 理想のスケジュール＋30%の余裕を持つ
• 毎月の進捗チェック日を設定し、二人で共有
• タスク分担を明確化し、お互いの負担を見える化
• プランナーを積極的に頼り、第三者の視点を取り入れる

焦らず、一つずつクリアしていくことで、理想に近づけます。