1. 式場からの突然のキャンセル!? プロが実践する対応術

最悪のシナリオとして挙げられるのが、式場からのドタキャン。経営難や災害などが原因で突然使えなくなるケースも。都内の式場では年間数十件の報告があるそうです。

• まずすべきこと：代替会場の確保。キャンセル枠専門サイト「みんなのウェディング」や「ハナユメ」の直前予約ページは要チェック。
• ゲスト対応：地図付きでメール一斉送信＋高齢者には電話で丁寧に説明。連絡係の分担で新郎新婦の負担を軽減。
• 契約の再確認：キャンセル時の返金や補償内容を契約書で確認。必要に応じてブライダル専門弁護士に相談を。
• 衣装・美容：ドレスやヘアメイクの提携スタッフが移動できるか早急に確認。変更手続きも忘れずに。
• 会場選びの注意点：事前に「緊急対応の有無」「経営母体の情報」を確認するのが賢明です。

冷静な対応ができれば、ドタキャンも乗り越えられるトラブルです。

2. 当日トラブルも想定内！ベテランプランナーの危機回避術

天候やドレス、マイクなど、当日は小さなトラブルが重なりやすいもの。以下はよくあるケースとその対処法です。

• 悪天候対策：屋外挙式は室内バックアッププランを事前に準備。透明傘で写真映えも狙える！
• ドレストラブル：破損やサイズ不一致に備え、縫製キット＆予備ショップ情報を用意。
• ゲストの急な欠席や追加：テーブル人数を調整し、柔軟な座席対応ができるようプランナーと連携。
• マイク不調：予備のワイヤレスマイクを常備。進行中のトラブルに即対応できる体制を。
• 体調不良への備え：救急キット・常備薬・糖分補給の用意は必須。特に新郎新婦の体調管理は重要です。

プロのように「想定内」として対処する準備が、成功の鍵です。

3. 新郎が前日に発熱!? 本当にあったトラブルと感動の解決法

式前夜に新郎が高熱というケースも実際に発生しています。そんな時、どう乗り越えるべきか？

1. 即時の医療対応：かかりつけ医か往診対応クリニックへ連絡。宿泊ホテルに医師を呼ぶ判断も必要。
2. タイムスケジュールの再構築：新郎の負担を減らすため、出番を絞って休憩時間を確保。
3. 演出の調整：ダンスなど体力を要する企画はカットし、代替案で感動演出に転換。実際に新婦の兄が代わりに歌って場を盛り上げた例も。
4. ゲストへの誠実な説明：正直に事情を伝えることで、共感や感動を呼ぶ式に変わります。
5. 体調管理と備え：2週間前からの食事・睡眠・ストレス対策を徹底。近隣の救急病院リストも用意しておきましょう。

思わぬトラブルも、人の心を打つ感動的な式へと変えられるのです。