
招待状と写真から見る結婚式のトレンド
結婚式の招待状と写真から見る最新トレンド
結婚式の準備では決めることが盛りだくさん。その中でも「招待状」と「写真」は、ゲストに最初に届くふたりの“第一印象”とも言える大切なアイテムです。今回はこの2つの観点から、最近のウェディングトレンドを分かりやすく解説します。
【招待状編】いま注目されている3つのトレンド
1. ペーパーレス招待状が浸透中
結婚式もデジタル化が進み、メールやウェブサイトで送るペーパーレス招待状が人気。予算削減や環境配慮の面でもメリットが多く、簡単な操作で招待・出欠管理ができます。
ただし「紙の招待状を大切にしたい」という声も根強く、デジタルと紙の併用が主流になりつつあります。
2. パーソナライズされたデザイン
最近では、ふたりの個性やストーリーを反映した招待状が増加中。例として:
- 出会いのきっかけを挿絵付きで紹介
- 趣味や思い出の場所をモチーフに
- 似顔絵イラストや手描きの地図を添える
受け取るゲストも「ふたりらしい!」と感じる温かい演出になります。
3. 素材や加工で差をつける
見た目だけでなく、手触りや質感にもこだわる招待状が注目されています。特に人気のある素材は以下:
- 和紙・手漉き紙:ナチュラルで高級感あり
- ベラム紙・半透明封筒:透明感と上品さ
- プランタブルペーパー:植えると花が咲くエコ仕様
活版印刷や箔押しなど、伝統技術を活かした加工も人気です。
【写真編】結婚式フォトの今どきスタイル
1. 自然体が映える「本物志向」
「インスタ映え」重視から、素の表情を切り取るドキュメント風スタイルに移行中。ポーズよりも、笑顔や涙など、その瞬間の感情を写真に残すカップルが増えています。
2. 多様化する前撮り
前撮りはロケーションや衣装に自由度が増し、個性が光る時代に:
- 普段着やテーマ性のある衣装
- 趣味のアイテムを取り入れた撮影
- 季節や思い出の場所を活かす
さらに、シネマグラフ(静止画と動画の融合)を取り入れるカップルも増え、映像の表現幅も広がっています。
3. ドキュメンタリーフォトの人気
結婚式当日の「何気ない瞬間」を撮影する、ドキュメンタリータッチの写真が注目を集めています。新郎新婦だけでなく、ゲストの表情や反応も一生の思い出に。
【融合編】テーマを貫いて「記憶に残る」式に
テーマの統一感が印象を深める
招待状・写真・式全体のビジュアルや色の統一を意識することで、トータルコーディネートされた美しい世界観が完成します。
たとえばボタニカルテーマの場合:
- 招待状:グリーンや押し花をデザイン
- 前撮り:植物園でのロケーション撮影
- 装飾:グリーンと木のぬくもりを基調
サステナビリティを取り入れる
今や常識となりつつある、環境配慮の意識。招待状や写真にも取り入れられています。
- 再生紙やエコインクの使用
- 印刷を控えたデジタルアルバム
- 地元業者や素材を活用する地域密着型演出
テクノロジーで思い出をシェア
AR技術を使った招待状や、写真共有アプリの活用も増加中。
- スマホをかざすとメッセージ動画が再生
- ゲスト全員の写真をリアルタイムで共有
テクノロジー × 心のこもった演出で、ふたりだけのウェディングが叶います。
まとめ|あなたらしさが最高のトレンド
招待状も写真も、トレンドを意識することは大切。でも何より大切なのは「あなたたちらしさ」を大切にすることです。
「ぽわぷく図書館」では、結婚式をもっと自由に、もっと楽しくするためのアイデアをたくさんご紹介しています。流行に流されすぎず、ふたりらしい想いのこもったウェディングを目指してくださいね。
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