プランナーインタビュー:一生の思い出になる結婚式の”決め手”とは

感動が生まれる結婚式とは?プロのプランナーが語る「忘れられない一日」の作り方

結婚式は一生に一度の特別な日。何が本当に大切で、どんな準備が後悔のない一日に繋がるのか…。今回は現役ウェディングプランナーのインタビューをもとに、感動を呼ぶ結婚式の秘訣をたっぷりご紹介します。準備中のカップルはもちろん、将来の参考にしたい方も必見です!

1. プロが語る!心に残る結婚式の“決め手”とは

「結婚式の成功のカギは何か?」という問いに、業界で年間100件以上の結婚式を手掛けるベテランプランナーはこう答えます。「もっとも大切なのは『ふたりらしさ』を徹底的に表現することです。」

たとえば人気の「アニヴェルセル表参道」では、新郎新婦の物語性が感じられる演出に、ゲストの多くが感動するといいます。装飾やBGMに思い出のエピソードを反映させるだけで、その場にいるすべての人の心を動かす力を持つそうです。

実際、アウトドア好きのカップルがテントやキャンプ用品をミニチュアで再現したテーブルコーディネートを取り入れた式では、「二人らしさが溢れていて素敵だった」とゲストから高評価を得ました。

また最近では、フォトブースの設置や参加型ゲーム、テーブルを回るフォトタイムなど、「ゲストと一緒に楽しむスタイル」も注目されています。

結婚式は“見せる場”ではなく、“共に創る場”。何を一番伝えたいのか、最初に話し合うことが成功の第一歩です。

2. ゲストが「忘れられない」と絶賛する結婚式演出3選

① 五感すべてに訴える演出

ホテルオークラ東京のプランナー・松田氏は「視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚すべてが刺激される式は、記憶に残りやすい」と語ります。たとえば、アロマで香りを演出したり、季節の花や特別な料理、BGMに思い出の曲を使ったりといった工夫が効果的です。

② パーソナライズされた感謝の演出

アニヴェルセル表参道の佐藤氏は「ゲストが“自分とのつながり”を感じる演出」が最も感動を生むと語ります。例としては、ゲスト一人ひとりに感謝を伝える「サンクスムービー」や、席次表にエピソードを添えるアイデアが挙げられます。

③ 予想外のサプライズ演出

目黒雅叙園の高橋氏は「予想を超える体験が記憶に残る」とし、新郎新婦によるダンスや花びらシャワー、著名人によるライブ演奏などの“非日常演出”をすすめています。ただし、数より質を大切にし、印象的なワンポイント演出を選ぶのが理想です。

3. 後悔しない結婚式にするための実践ポイント

「準備の段階で何を大切にするか」を明確にすることが、結婚式成功のカギとなります。ホテルニューオータニの佐藤プランナーは、最も重要なのは「ふたりのストーリーを式全体に織り込むこと」だと語ります。

たとえば、初デートのレストランの味を再現した料理、プロポーズの際の音楽をBGMに使用するなど、“ふたりだけの物語”を散りばめることで、唯一無二の結婚式が完成します。

さらに「ゲスト参加型の演出」もおすすめです。サプライズレター、フラッシュモブ、インタラクティブな演出は、記憶に深く残る瞬間を生み出します。ただし詰め込みすぎは注意。印象的な3つのシーンに絞るのがベストとのことです。

明治神宮の神前式プランナー・山田氏も「形式にとらわれすぎず、想いを反映させること」を強調します。伝統的な式でも“自分たちの想い”を込めれば、それが最も美しく映えるといいます。

最後に共通して語られたのは、「準備も楽しむ」こと。意見がぶつかることもあるかもしれませんが、その過程自体が思い出になります。完成度よりも“ふたりの想い”を大切にして準備することが、感動の一日へとつながるのです。

結婚式の成功の秘訣は、豪華さや派手な演出ではなく、いかに「ふたりらしさ」と「ゲストへの想い」を込められるかに尽きます。プランナーの言葉を参考に、自分たちらしい結婚式を形にしてみましょう。忘れられない一日を迎えるための第一歩は、今日のこの気づきから始まります。

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